2020年7月15日水曜日

本日(7/15)のアジアPP・PE市況予想(13時更新)


本日7/15前場の大連PP先物の値動き、



本日7/15大連PP先物9月限は7665元で始まった。ブレントが43ドル台前半で小動き、午前中は、7577-7695元のレンジでの推移、売り優勢の展開。午前は7598元、902ドルで引けている。前日の午前の引けに比べ4ドル安。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が一部グレード引き下げ、その他は据え置き、チャイナオイル系は据え置き。華東地区の現物で多くの市場が弱含みで推移している。一方、輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは概ね据置き。午前の中国国内市場が予想に反し、軟調に推移している。川下の需要は限定され、高水準なオファーには買い手は抵抗感を示している。定修明けに伴う再稼働により、供給増加も影響している。ただし、輸入品への影響は軽微となり、本日のアジアスポット市場は、横ばいに止まるだろう。




本日7/15前場の大連LLDPE先物の値動き、




















本日7/15の大連LLDPE先物9月限は7300元で始まった。ブレントが43ドル台前半で小動きとなるか、売り優勢で始まった。午前中は、7215-7325元のレンジで推移午前の終盤に、買い戻しが入り7265元、863ドル相当まで戻して引けた。前日の前場の引けより4ドル安。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が据え置き、チャイナオイル系がLDPEHDPEを据え置き、LLDPEを部分的に下げ調整。華東地区の現物は一部の市場で弱含みの展開。また保税地区からの出荷に関するオファーは部分的に引き下げられている。ただし、メーカー在庫や港湾地区の在庫が低水準にあることから下げ幅が抑えられやすく、また後場での大連先物の戻りが期待され、本日のアジアPEスポット市場は横ばい予想に変わりない。


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