2020年9月17日木曜日

本日(9/17)のアジアPE市況予想(10時更新)


本日(9/17)のアジアPE市況は、供給タイト感が意識されるなか、原油高から国内相場の上昇が見込まれ、その影響から強含みの展開となるだろう。

前日9/16までのPE市況(アジア/中国国内/大連LLDPE先物)推移は



















中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系がHDPEを引き下げ、チャイナオイル系がLDPEHDPEを引き下げ。華東地区の現物の各市場は軟調に推移。大連LLDPE先物は、1月限がドル換算で前日比14ドル高、5月限が同12高。国内現物相場は軟調に推移するも、輸入品のタイト感が意識されており、アジアスポット市場は各PEが横ばい。PEとナフサのスプレッドは、LLDPE545ドル、LDPE766ドル、HDPE575ドルと縮小。前週のスプレッドの平均はLLDPE542ドル、LDPE746ドル、HDPE583ドルとなっている。

9/16の大連LLDPE先物















916日の大連商品取引所LLDPE先物の主要取引となる1月限は、
終値は前日比70元上昇、〔前日帳入値〕+45元 の 7,430 元となった。単純輸入ドル換算では 910ドル、前日比14ドル上昇。
1月限と5月限のスプレッドは、+65 (-8ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は、7,465元の915ドル相当で終えた。大引けから5ドル高。


本日9/17前場の大連先物の予想、























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本日(9/17)のアジアPP市況予想(10時更新)


本日(9/17)のアジアPP市況は引き続き原油やPP先物の上値模索から、輸入相場は強含みの展開となるだろう。

前日9/16までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は:


中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が引き下げ、チャイナオイル系が据え置き。華東地区現物の各市場はまちまち。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはPP HOMO INJの一部が5-15ドル程度引き上げ。また、大連PP先物は1月限が18ドル高、5月限は17ドル高。堅調な原油を受け、先物が後場に急伸。アジアスポット相場は横ばい。PP HOMOとナフサのスプレッドは、540ドルと前日から13ドル縮小。なお、前週のスプレッドの平均は553ドル、前々週が528ドル。
 
9/16の大連PP先物

 

916日の大連商品取引所PP先物の主要取引となる1月限は、
終値は前日比107元上昇、〔前日帳入値〕+52元 の 7,773 元となった。単純輸入ドル換算では 952ドル、前日比19ドル上昇。
1月限と5月限のスプレッドは、+147 (-18ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は、7,783元の954ドル相当で終えた。大引けから2ドル高。


本日9/17前場の大連先物の予想、


















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PTA/MEG 9/16 レビュー & 9/17見通し (10時更新)


PTA
916日の鄭州商品取引所PTA先物の主要取引となる1月限は、
終値は前日比12元上昇、〔前日帳入値〕+22元 の 3,660 元となった。単純輸入ドル換算では 448ドル、前日比4ドル上昇。
1月と5月のスプレッドは、ー100 (12ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は、3,955元の447ドル相当で終えた。大引けから1ドル安。




 過去4週間のアジア、中国国内現物、先物の推移は・・・・・。



















本日の中国国内および輸入相場は強含みの展開となるだろう。プラントの定修が続くなか、好調な需要から足元の需給に引き締まり感があり、さらに堅調な原油も影響する。

MEG
916日の大連商品取引所EG先物の主要取引となる1月限は、
終値は前日比50元下落、〔前日帳入値〕ー63元 の 3,967 元となった。単純輸入ドル換算では 491ドル、前日比3ドル下落。
1月と5月のスプレッドは、ー95 (12ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は、7,783元の489ドル相当で終えた。大引けから1ドル安。









過去4週間のアジア、中国国内現物、先物の推移は・・・・・。



















本日の中国国内相場は安定した需要も供給過剰感が意識される。ただし、堅調な原油を受け、一段水準を上げる公算大。輸入相場は国内相場の影響を受け、強含みの展開となるだろう。


PET
中国国内市場は新規注文を欠いており、軟調地合いにあるが、原料コストの上昇や一部のメーカーが減産の動きに支援され、出荷価格が維持されている。
本日は横ばいから小幅高となる公算大。


PET, PTA, MEGの週毎のレビューおよび見通しは https://creex.jp/ レポートで。

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2020年9月15日火曜日

本日(9/15)のアジアPE市況予想(10時更新)

本日(9/15)のアジアPE市況はコスト圧力を欠くも、供給タイト感が意識される状況は継続。ただし、国内市場の軟調地合いから横ばい予想。

前日9/14までのPE市況(アジア/中国国内/大連LLDPE先物)推移は


中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系がLDPEを引き下げ、チャイナオイル系が各PEを引き下げ。華東地区の現物の各市場は軟調に推移。大連LLDPE先物は、1月限がドル換算で前日比1ドル安、5月限が同1ドル安。国内現物相場は軟調に推移するも、輸入品のタイト感が意識されており、アジアスポット市場は各PEが横ばい。PEとナフサのスプレッドは、LLDPE550ドル、LDPE781ドル、HDPE590ドルと小幅縮小。前週のスプレッドの平均はLLDPE542ドル、LDPE746ドル、HDPE583ドルとなっている。

9/14の大連LLDPE先物























914日の大連商品取引所LLDPE先物の主要取引となる1月限は、
終値は前日比10元下落、〔前日帳入値〕+40元 の 7,405 元となった。単純輸入ドル換算では 900ドル、前日比1ドル下落。
1月限と5月限のスプレッドは、+85 (-10ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は、7,420元の902ドル相当で終えた。大引けから2ドル高。

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本日(9/15)のアジアPP市況予想(10時更新)

本日(9/15)のアジアPP市況は中国国内は強含み、輸入相場は横ばい予想。

前日9/14までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は:




















中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が据え置き、チャイナオイル系が引き下げ。華東地区現物の各市場は午前中弱含みの展開。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはPP HOMO INJの一部が15ドル程度引き下げ、COPOLYの一部が15ドル程度引き上げ。また、大連PP先物は1月限が3ドル安、5月限は2ドル安。軟調な原油や国内相場もアジアスポット相場は5ドル高。PP HOMOとナフサのスプレッドは、545ドルと前日から16ドル縮小。なお、前週のスプレッドの平均は553ドル、前々週が528ドル。
 
9/14の大連PP先物
















914日の大連商品取引所PP先物の主要取引となる1月限は、
終値は前日比27元下落、〔前日帳入値〕+12元 の 7,698 元となった。単純輸入ドル換算では 936ドル、前日比3ドル下落。
1月限と5月限のスプレッドは、+148 (-18ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は、7,745元の941ドル相当で終えた。大引けから5ドル高。

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PTA/MEG 9/14 レビュー & 9/15見通し (10時更新)


PTA
914日の鄭州商品取引所PTA先物の主要取引となる1月限は、
終値は前日比18元上昇、〔前日帳入値〕+2元 の 3,630 元となった。単純輸入ドル換算では 441ドル、前日比2ドル上昇。
1月と5月のスプレッドは、ー110 (13ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は、4,031元の443ドル相当で終えた。大引けから2ドル高。


















過去4週間のアジア、中国国内現物、先物の推移は・・・・・。



















本日の中国国内および輸入相場は横ばい予想。


MEG
914日の大連商品取引所EG先物の主要取引となる1月限は、
終値は前日比101元上昇、〔前日帳入値〕+95元 の 4,033 元となった。単純輸入ドル換算では 495ドル、前日比13ドル上昇。
1月と5月のスプレッドは、ー86 (11ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は、7,745元の495ドル相当で終えた。大引けから変わらず。















過去4週間のアジア、中国国内現物、先物の推移は・・・・・。





















本日の中国国内相場、輸入相場は引き続き強含みの展開を予想


PET
一方、昨日のPETは弱含み、。華東市場は一段安。
本日も弱含みの展開となる公算大。


PET, PTA, MEGの週毎のレビューおよび見通しは https://creex.jp/ レポートで。

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2020年9月14日月曜日

PTA/MEG 9/11 レビュー & 9/14見通し (13時更新)

PTA
9月11日の鄭州商品取引所PTA先物の主要取引となる1月限は、
終値は前日比34元下落、〔前日帳入値〕ー44元 の 3,612 元となった。単純輸入ドル換算では 439ドル、前日比5ドル下落。
1月と5月のスプレッドは、ー106 元 (13ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は、3,966元の441ドル相当で終えた。大引けから2ドル高。




過去4週間のアジア、中国国内現物、先物の推移は・・・・・。

9/14の午前中は

本日の中国国内および輸入相場は強含みの展開を予想。

MEG
9月11日の大連商品取引所EG先物の主要取引となる1月限は、
終値は前日比3元下落、〔前日帳入値〕ー38元 の 3,932 元となった。単純輸入ドル換算では 482ドル、前日比1ドル下落。
1月と5月のスプレッドは、ー98 元 (12ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は、7,718元の486ドル相当で終えた。大引けから4ドル高。


過去4週間のアジア、中国国内現物、先物の推移は・・・・・。


9/14の午前中は

本日の中国国内相場、輸入相場は強含み予想。

一方、
PET弱し。
華東市場は出荷価格が引き下げ


PET, PTA, MEGの週毎のレビューおよび見通しは https://creex.jp/ レポートで。

///お見せします石油化学記録簿の底力を/// BY 管理人 

/// お見せします石油化学記録簿の底力を /// 3.23

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