大連LLDPE先物は夜間取引でも小幅に水準を落とすも、原油が堅調に推移しており、本日の大連先物は強含みの展開となるだろう。中国国内現物相場は連れ高となる可能性が、上げ幅は小幅に止まるだろう。
昨日7/14までのPE市況（アジア/中国国内/大連LLDPE先物）推移は
中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともにすべてのPEが据え置かれた。華東の現物は多くの市場が弱含みで推移。また輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはLLDPEの一部引き下げられており、その他は据え置き。一方、大連LLDPE先物は揉み合う展開となり、9月限は前日から人民元安ドル高の下、ドル換算で1ドル高、1月限は4ドル安で引けた。中国国内の相場の動きが抑えられ、アジアスポット市場は各PEともに横ばい。
7/14大連LLDPE先物
7月14日の大連商品取引所LLDPE先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比15元上昇、〔前日帳入値〕＋／－0元 の
7,305 元となった。単純輸入ドル換算では 867ドル、前日比1ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、＋190 元
(-23ドル）。なお、夜間取引（22時～24時）は売り先行となるも、原油の上昇受け、買い戻され、7290元の865ドル相当と午後の引けから2ドル安で終了。
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