軟調な原油を受け、本日の大連先物は弱含みの展開が見込まれる。国内現物相場は引き続き需給タイト感が意識されている。中国国内は売り買いが交錯しやすい状況に輸入品への引き合いが限定されるだろう。
昨日7/13までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は
中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が据え置き、チャイナオイル系が引き上げた。華東の現物の多くの市場では強含みで推移。また輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはPP HOMO INJECTION、PP COPOLYERが引き上げられた。先物相場は9月限、1月限がドル換算でそれぞれ6ドル、8ドル上昇。堅調な中国国内市場を受け、アジアスポット相場は5ドル高。
7/13の大連PP先物
7月13日の大連商品取引所PP先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比56元上昇、〔前日帳入値〕+28元 の
7,683 元となった。単純輸入ドル換算では 912ドル、前日比6ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+317 元
(-38ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は軟調に推移し、7655元で引けた。午後の引けより3ドル安の909ドル相当となっている。
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