2020年9月7日月曜日

本日(9/7)のアジアPP市況予想(13時更新)

本日(9/7)のアジアPP市況横ばいから小幅安の予想。

前週9/4までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は


中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに据え置き。華東地区の現物は引き合いが限定されたことや先物の軟化を受け、弱含み展開。一方、輸入品のオファーはPP HOMO YARN/INJが小幅高、FIBRE30ドル引き上げられた。また大連PP先物は1月限が8ドル安、5月限は8ドル安。アジアスポット相場は横ばい。PP HOMOとナフサのスプレッドは、ナフサの上昇を受け、541ドルと前日から5ドル縮小。なお、前週のスプレッドの平均は528ドル、前々週が494ドル。
 
9/4の大連PP先物

















94日の大連商品取引所PP先物の主要取引となる1月限は、
終値は前日比64元下落、〔前日帳入値〕ー80元 の 7,968 元となった。単純輸入ドル換算では 969ドル、前日比8ドル下落。
1月限と5月限のスプレッドは、+186 (-23ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は、7919元で終えた。 大引けから6ドル安。 


本日9/7前場の大連先物の値動き、


本日9/7の大連PP先物1月限は7970元で始まった。ブレントが42ドル台前半で小動き。午前中は、7843-7985元のレンジでの推移。午前は7861元、955ドルで終え、前日の大引けに比べ14ドル安。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が一部で200元引き上げ、チャイナオイル系は据え置き。華東地区の現物の各市場は多くの市場が弱含みの展開。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは一部が10ドル引き下げられている。軟調な原油を背景に中国先物を中心に軟調に推移している影響を受け、本日のアジアスポット市場は横ばいから小幅安となる公算大。

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