2020年9月11日金曜日

本日(9/11)のアジアPP市況予想(10時半&13時更新)

本日(9/11のアジアPP市況は軟調な原油、ナフサを受け、弱含み予想。

前日9/10までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は:





















中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が引き下げの気配、チャイナオイル系が据え置き。華東地区現物の各市場は午前中弱含みの展開。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはPP HOMO YARN/INJの一部に10-30ドルの幅で引き下げた。また、大連PP先物は1月限が4ドル安、5月限は1ドル安。軟調な原油や国内相場を背景にアジアスポット相場は15ドル安。PP HOMOとナフサのスプレッドは、545ドルと前日から16ドル縮小。なお、前週のスプレッドの平均は528ドル、前々週が494ドル。
 
9/10の大連PP先物

















910日の大連商品取引所PP先物の主要取引となる1月限は、
終値は前日比38元下落、〔前日帳入値〕ー31元 の 7,723 元となった。単純輸入ドル換算では 939ドル、前日比3ドル下落。
1月限と5月限のスプレッドは、+143 (-17ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は、7,702元の937ドル相当で終えた。大引けから3ドル安。

本日9/11前場の大連先物の値動き、





















本日9/11の大連PP先物1月限は7777元で始まった。午前中はブレントが40ドル付近からジリ安。午前中は、7618-7729元のレンジでの推移。午前は7691元、934ドルで終え、前日の大引けに比べ5ドル安。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が一部を100元引き下げ、チャイナオイル系が据え置き。華東地区現物は多くの市場で午前中弱含みの展開。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはPP HOMO YARN/INJの一部に10-30ドルの幅で引き下げられ、COPOLY10-20ドル引き下げられている。原油安から中国の国内相場が軟調地合いを継続しており、本日のアジアスポット市場は小幅安となる公算大。本日9/10 10時に大連PP先物1月限は7723元で始まった。ブレントが40ドル付近での動き。



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