前日9/7までのPP市況（アジア/中国国内/大連PP先物）推移は
中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が一部で200元引き上げ、チャイナオイル系は据え置き。華東地区の現物の各市場は多くの市場が弱含みの展開。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは一部が10ドル引き下げられている。また、大連PP先物は1月限が12ドル安、5月限は8ドル安。アジアスポット相場は軟調な国内相場も輸入品への引き合いが安定していることから横ばい。PP HOMOとナフサのスプレッドは、ナフサの軟化を受け、558ドルと前日から17ドル拡大。なお、前週のスプレッドの平均は528ドル、前々週が494ドル。
9/7の大連PP先物
9月7日の大連商品取引所PP先物の主要取引となる1月限は、
終値は前日比89元下落、〔前日帳入値〕ー94元 の
7,879 元となった。単純輸入ドル換算では 957ドル、前日比11ドル下落。
1月限と5月限のスプレッドは、＋162 元
(-20ドル）。なお、夜間取引（22時～24時）は、7945元で終えた。 大引けから8ドル高。
本日9/8前場の大連先物の値動き、
本日9/8の大連PP先物1月限は7890元で始まった。ブレントが42ドルを挟んで小動き。午前中は、7828-7950元のレンジでの推移。午前は7834元、952ドルで終え、前日の大引けに比べ5ドル安。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系がともに据え置き。華東地区の現物の各市場は小幅調整でまちまち。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは概ね据え置かれている。中国の相場が安定しているが、前日の下げた影響を受ける可能性がある。本日のアジアスポット市場は横ばいから小幅安となる公算大。
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