2020年9月11日金曜日

本日(9/11)のアジアPE市況予想(10時半&13時更新)

本日(9/10)のアジアPE市況は原油、ナフサを受け、LLDPE先物は軟化が続いていること、中国国内がLLDPEHDPEが軟調に推移していることからLLDPEHDPEは弱含み、LDPEはタイト感が意識され、横ばい予想。

前日9/10までのPE市況(アジア/中国国内/大連LLDPE先物)推移は




















中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに据え置き。華東地区の現物の各市場は小幅に調整され、上下動している。大連LLDPE先物は、1月限がドル換算で前日比8ドル安、5月限が同7ドル安。一方、国内現物相場は各PEが安定。輸入品のタイト感が意識されるなか、LLDPE先物が軟調に推移していることから、アジアスポット市場はLLDPE5ドル安。LDPEHDPEは横ばい。PEとナフサのスプレッドは、LLDPE540ドル、LDPE746ドル、HDPE585ドルとそれぞれ縮小。前週のスプレッドの平均はLLDPE472ドル、LDPE659ドル、HDPE534ドルとなっている。

9/10の大連LLDPE先物


















910日の大連商品取引所LLDPE先物の主要取引となる1月限は、
終値は前日比75元下落、〔前日帳入値〕ー35元 の 7,435 元となった。単純輸入ドル換算では 904ドル、前日比8ドル下落。
1月限と5月限のスプレッドは、+75 (-9ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は、7,365元の896ドル相当で終えた。大引けから8ドル安。


本日9/10前場の大連先物の値動き、




















本日9/11の大連LLDPE先物1月限は7420元で始まった。午前中はブレントが、40ドル付近からジリ安。午前中は、7300-7425元のレンジで推移、7365元の895ドル相当で終えた。前日の大引けから9ドル安。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系がLLDPEHDPEを引き下げ、チャイナオイル系がLLDPEを引き下げている。華東地区の現物の各市場は各PEとも弱含みで推移。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはLLDPE1030ドル引き下げられ、HDPE10-20ドル引き下げられている。原油が再び軟化しており中国国内相場が一段水準を落としている。アジア域内のタイト感が意識されており、本日のアジアスポット市場は、弱含みで推移するだろう。
 本日9/10 10時にの大連LLDPE先物1月限は7420元で始まった。ブレントが40ドル付近での動き。



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7721元、939ドルで終え、前日の大引けに比べ4ドル安。


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