前週9/4までのPE市況(アジア/中国国内/大連LLDPE先物)推移は
中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系が各PEを引き上げている。華東地区の現物はすべての市場で各PEが強含みの展開。大連LLDPE先物は、1月限がドル換算で前日比2ドル高、5月限が同1ドル高。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはLDPEが引き上げられている。アジアスポット市場は堅調な中国現物や先物相場の影響を受け、LDPEが50ドル高、LLDPEが20ドル高とHDPEは横ばい。PEとナフサのスプレッドは、LLDPEが511ドルと15ドル拡大、LDPEが712ドルと45ドル拡大、HDPEが551ドルと5ドル縮小。前週のスプレッドの平均はLLDPEが472ドル、LDPEが659ドル、HDPEが534ドルとなっている。
9/4の大連LLDPE先物
9月4日の大連商品取引所LLDPE先物の主要取引となる1月限は、
終値は前日比15元上昇、〔前日帳入値〕+15元 の
7,655 元となった。単純輸入ドル換算では 931ドル、前日比1ドル上昇。
1月限と5月限のスプレッドは、+75 元 (-9ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は7615元の926ドル相当で引けた。大引けから5ドル安。
本日9/7前場の大連先物の値動き、
本日9/7の大連LLDPE先物1月限は7680元で始まった。ブレントが、42ドル台前半で小動き。午前中は、7570-7685元のレンジで推移、77615元の925ドル相当で終えた。前日の大引けから6ドル安。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系がLLDPEを50元引き上げ、チャイナオイル系が据え置いている。華東地区の現物は各市場でまちまち。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはLDPEが横ばいとなるも、LLDPEとHDPEの一部で引き下げられている。需給タイト感が意識されるが、原油が一段水準を下げ、国内相場は弱含みで推移していることからから本日のアジアスポット市場は上げ一服となり、横ばいから小幅調整が入る可能性がある。
///お見せします石油化学記録簿の底力を/// BY 管理人
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