本日(9/9)のアジアPE市況は横ばいから小幅安い予想。
前日9/8までのPE市況(アジア/中国国内/大連LLDPE先物)推移は
中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が据え置き、チャイナオイル系がHDPEの一部を引き上げ、LLDPE、LDPEは据え置き。華東地区の現物の各市場は小幅調整でまちまちだが、LLDPEがいくつかの市場で軟化している。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは概ね据え置き。大連LLDPE先物は、1月限がドル換算で前日比2ドル安、5月限が同3ドル安。国内相場が弱含みで推移するも、輸入品にはタイト感が示されていることから、アジアスポット市場は各PEが横ばい。PEとナフサのスプレッドは、LLDPEが537ドル、LDPEが728ドル、HDPEが577ドルとそれぞれ1ドル縮小。前週のスプレッドの平均はLLDPEが472ドル、LDPEが659ドル、HDPEが534ドルとなっている。
9/8の大連LLDPE先物
9月8日の大連商品取引所LLDPE先物の主要取引となる1月限は、
終値は前日比25元下落、〔前日帳入値〕ー45元 の
7,565 元となった。単純輸入ドル換算では 920ドル、前日比3ドル下落。
1月限と5月限のスプレッドは、+95 元
(-12ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は7460元の907ドル相当で引けた。大引けから13ドル安。
本日9/9前場の大連先物の値動き、
本日9/8の大連LLDPE先物1月限は7535元で始まった。ブレントが、39ドル台中盤で小動き。午前中は、7380-7535元のレンジで推移、7485元の909ドル相当で終えた。前日の大引けから11ドル安。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が据え置き、チャイナオイル系が各PEを引き下げている。華東地区の現物の各市場は全面安。保税地区からの出荷に関するオファーは引き下げられている。中国国内相場が軟調に推移するなか、需給タイト感が引き続き意識されるが、原油の大幅軟化から中国国内相場が軟調に推移しており、その影響が輸入相場へ及ぶ可能性が大きい。本日のアジアスポット市場は、横ばいから小幅安で推移するだろう。
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