2020年9月10日木曜日

本日(9/10)のアジアPP市況予想(13時更新)

本日(9/10)のアジアPP市況は小幅安予想。

前日9/9までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は




















中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が極一部のグレードを大幅に引き下げるもその他は据え置き、チャイナオイル系がともに据え置き。華東地区の現物の各市場は全面安。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは10ドルの幅で上下さており、まちまち。また、大連PP先物は1月限が11ドル安、5月限は11ドル安。軟調な国内相場も、強気オファーを受け、アジアスポット相場は横ばい。PP HOMOとナフサのスプレッドは、ナフサの下落を受け、561ドルと前日から9ドル拡大。なお、前週のスプレッドの平均は528ドル、前々週が494ドル。
 
9/9の大連PP先物


















99日の大連商品取引所PP先物の主要取引となる1月限は:
終値は前日比91元下落、〔前日帳入値〕ー114元 の 7,761 元となった。単純輸入ドル換算では 943ドル、前日比12ドル下落。
1月限と5月限のスプレッドは、+161 (-20ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は、7,791元の946ドル相当で終えた。大引けから3ドル高。 


本日9/10前場の大連先物の値動き、



















本日9/10の大連PP先物1月限は7777元で始まった。ブレントが40ドル台中盤で小動き。午前中は、7707-7825元のレンジでの推移。午前7721元、939ドルで終え、前日の大引けに比べ4ドル安。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が引き下げの気配、チャイナオイル系が据え置き。華東地区現物の各市場は午前中弱含みの展開。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはPP HOMO YARN/INJの一部に10-30ドルの幅で引き下げれている。原油は昨日からも戻しているが、中国の国内相場が軟調地合いを継続しており、昨日の下げも踏まえると本日のアジアスポット市場は小幅安となる公算大。

///お見せします石油化学記録簿の底力を/// BY 管理人

0 件のコメント:

コメントを投稿

/// お見せします石油化学記録簿の底力を /// 3.23

  超過激師弟 管理人から3/23のDAILYレポートのTOPICS項目のお知らせ。 ご興味あれば、 ご一報をくださいませ。  E MAIL : petchem.recordbook@gmail.com ・シージーエスター、フタル酸系可塑剤など値上げ ・カネカ、変成シリコンポリマ...