2020年9月9日水曜日

本日(9/9)のアジアPP市況予想(13時更新)


本日(9/9)のアジアPP市況は小幅安予想。

前日9/8までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は




















中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系がともに据え置き。華東地区の現物の各市場は小幅調整でまちまち。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは概ね据え置かれている。また、大連PP先物は1月限が3ドル安、5月限は4ドル安。アジアスポット相場は軟調な国内相場を受け、小幅下落。PP HOMOとナフサのスプレッドは、552ドルと前日から6ドル縮小。なお、前週のスプレッドの平均は528ドル、前々週が494ドル。
 
9/8の大連PP先物
















98日の大連商品取引所PP先物の主要取引となる1月限は、
終値は前日比27元下落、〔前日帳入値〕ー39元 の 7,852 元となった。単純輸入ドル換算では 954ドル、前日比3ドル下落。
1月限と5月限のスプレッドは、+164 (-20ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は、7754元の942ドル相当で終えた。 大引けから12ドル安。 


本日9/9前場の大連先物の値動き、


本日9/9の大連PP先物1月限は7806元で始まった。ブレントが39ドル台中盤で小動き。午前中は、7663-7809元のレンジでの推移。午前は7778元、945ドルで終え、前日の大引けに比べ10ドル安。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が極一部のグレードを大幅に引き下げるもその他は据え置き、チャイナオイル系がともに据え置き。華東地区の現物の各市場は全面安。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは10ドルの幅で上下さており、まちまち。原油の大幅軟化から中国の国内相場が水準を下げており、その影響を受ける可能性がある。本日のアジアスポット市場は小幅安となる公算大。

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