前日9/9までのPE市況(アジア/中国国内/大連LLDPE先物)推移は
中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が据え置き、チャイナオイル系が各PEを引き下げている。華東地区の現物の各市場は全面安。保税地区からの出荷に関するオファーは引き下げられている。大連LLDPE先物は、1月限がドル換算で前日比8ドル安、5月限が同6ドル安。国内相場が弱含みで推移するも、輸入品にはタイト感が示されていることから、アジアスポット市場はまちまち。LLDPEとHDPEは据え置き。LDPEは10ドル高。PEとナフサのスプレッドは、LLDPEが546ドル、LDPEが747ドル、HDPEが586ドルとそれぞれ拡大。前週のスプレッドの平均はLLDPEが472ドル、LDPEが659ドル、HDPEが534ドルとなっている。
9/9の大連LLDPE先物
9月9日の大連商品取引所LLDPE先物の主要取引となる1月限は、
終値は前日比55元下落、〔前日帳入値〕ー95元 の
7,510 元となった。単純輸入ドル換算では 912ドル、前日比7ドル下落。
1月限と5月限のスプレッドは、+80 元
(-10ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は、7,530元の914ドル相当で終えた。大引けから2ドル高。
本日9/10前場の大連先物の値動き、
本日9/10の大連LLDPE先物1月限は7535元で始まった。ブレントが、40ドル台中盤で小動き。午前中は、7430-7550元のレンジで推移、7465元の908ドル相当で終えた。前日の大引けから4ドル安。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに据え置き。華東地区の現物の各市場は小幅に調整され、上下動している。昨日からの原油の軟化から中国国内相場が一段水準を落としているが、アジア域内のLDPEを中心にタイト感が意識されており、本日のアジアスポット市場は、横ばいで推移するだろう。
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