2020年9月3日木曜日

本日(9/3)のアジアPE市況予想(13時更新)


本日(9/3)のアジアPE市況は強含みの展開。

前日9/2までのPE市況(アジア/中国国内/大連LLDPE先物)推移は

大連LLDPE先物は、9月限がドル換算で前日比33ドル高、取引中心となる1月限が同23ドル高。低いメーカー在庫の増加やLDPEの供給タイトが材料視され続けていることから国内外のメーカーは強気のオファーが示されている。アジアスポット市場はLDPE20ドル高、LLDPE50ドル高とHDPE30ドル高。PEとナフサのスプレッドは、LLDPE484ドルと47ドル拡大、LDPE655ドルと27ドル拡大、HDPE544ドルと27ドル拡大。前週のスプレッドの平均はLLDPE422ドル、LDPE593ドル、HDPE508ドルとなっている。

9/2の大連LLDPE先物






92日の大連商品取引所LLDPE先物の主要取引となる9月限は、
終値は前日比260元上昇、〔前日帳入値〕+245元 の 7,685 元となった。単純輸入ドル換算では 934ドル、前日比33ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+35 (-4ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は7620元の926ドル相当で引けた。


本日9/3前場の大連先物の値動き、



















本日9/3の大連LLDPE先物9月限は7620元で始まった。ブレントが、45ドル台中盤で小動き。午前中は、7575-7730元のレンジで推移、7595元の924ドル相当で終えた。前日の大引けから10ドル安。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系がLDPE500元引き上げ、チャイナオイル系がLDPE300元、LLDPE150300元引き上げている。華東地区の現物はすべての市場で各PEが強含みの展開。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーも引き上げられていることから本日のアジアスポット市場はLDPEを中心に押し上げられる公算大。


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