2020年8月31日月曜日

本日(8/31)のアジアPP市況予想(13時更新)

本日(8/31)のアジアPP市況は強含みの展開。

前週8/28までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は



















中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに据え置いている。華東地区の現物は強含みの展開。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは10-20ドル引き上げられている。また大連PP先物は9月限が4ドル高、取引中心となった1月限は1ドル安。国慶節前の安定した需要も、中国国内の定修シーズンピークも過ぎ、供給増を背景に需給は均衡している。材料難からアジアスポット相場は横ばい。PP HOMOとナフサのスプレッドは、ナフサの下落を受け、505ドルと前日から10ドル拡大。なお、前週のスプレッドの平均は494ドル、前々週が499ドル。
 
8/28の大連PP先物








828日の大連商品取引所PP先物の主要取引となる9月限は、
終値は前日比28元上昇、〔前日帳入値〕+83元 の 7,940 元となった。単純輸入ドル換算では 958ドル、前日比4ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+131 (-16ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は、8035元で終えた。 大引けから11ドル高。 


本日8/31前場の大連先物の値動き、



















本日8/31の大連PP先物9月限は7932元で始まった。ブレントが46ドル付近でジリ高。午前中は、7832-8159元のレンジでの推移。午前は8068元、977ドルで終え、前日の大引けに比べ19ドル高。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに据え置き。華東地区の現物は強含みの展開、100-200元水準が上がっている。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはPP HOMO YARN/INJ5-10ドル引き上げられている。中秋節・国慶節前の安定した引き合いを受け、本日のアジアスポット市場は小幅高となるだろう。

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