2020年9月3日木曜日

本日(9/3)のアジアPP市況予想(13時更新)

本日(9/3)のアジアPP市況は横ばい予想。

前日9/2までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は



















中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに据え置き。華東地区の現物は強含みの展開となった。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは30-50ドル引き上げられている。また大連PP先物は9月限が23ドル高、取引中心となった1月限は18ドル高。中秋節・国慶節前の安定した需要やメーカーの低在庫を背景にアジアスポット相場は10ドル高。PP HOMOとナフサのスプレッドは、529ドルと前日から7ドル拡大。なお、前週のスプレッドの平均は494ドル、前々週が499ドル。
 
9/2の大連PP先物







92日の大連商品取引所PP先物の主要取引となる9月限は、
終値は前日比169元上昇、〔前日帳入値〕+179元 の 8,300 元となった。単純輸入ドル換算では 1,009ドル、前日比22ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+240 (-29ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は、8310元で終えた。 大引けから1ドル高。 


本日9/3前場の大連先物の値動き、



















本日9/3の大連PP先物9月限は8243元で始まった。ブレントが44ドル台中盤で小動き。午前中は、8243-8310元のレンジでの推移。午前は8284元、1008ドルで終え、前日の大引けに比べ1ドル安。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が100200元引き上げ、チャイナオイル系は据え置き。華東地区の現物の各市場は強含みの展開となっている。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは一部が10ドル引き下げられ、多くは据え置かれている。中秋節・国慶節前の安定した引き合いも、先物相場の上値が重く、本日のアジアスポット市場は横ばいで推移する公算大。

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