2020年9月1日火曜日

本日(9/1)のアジアPE市況予想(13時更新)

本日(9/1)のアジアPE市況は強含みの展開。

前日8/31までのPE市況(アジア/中国国内/大連LLDPE先物)推移は



















中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が据置、チャイナオイル系がLDPELLDPEを引き上げ、HDPEを据え置いている。華東地区の現物は多くの市場で各PEが強含みの展開、特にLDPEが高い。大連LLDPE先物は、9月限がドル換算で前日比23ドル高、取引中心となる1月限が同19ドル高。低いメーカー在庫の増加やLDPEの供給タイトが材料視され続けている。アジアスポット市場はLDPE20ドル高、LLDPE10ドル高とHDPEは横ばい。PEとナフサのスプレッドは、LLDPE435ドルと変わらず、LDPE626ドルと20ドル拡大、HDPE505ドルと10ドル縮小。前週のスプレッドの平均はLLDPE422ドル、LDPE593ドル、HDPE508ドルとなっている。

8/31の大連LLDPE先物






831日の大連商品取引所LLDPE先物の主要取引となる9月限は、
終値は前日比160元上昇、〔前日帳入値〕+170元 の 7,410 元となった。単純輸入ドル換算では 897ドル、前日比23ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、ー55 (7ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は7400元の896ドル相当で引けた。


本日9/1前場の大連先物の値動き、



















本日9/1の大連LLDPE先物9月限は7500元で始まった。ブレントが、45ドル台後半でジリ高。午前中は、7385-7500元のレンジで推移、7415元の900ドル相当で終えた。前日の大引けから3ドル高。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに引き上げている。LDPEは特に大幅引き上げ。華東地区の現物はすべての市場で各PEが強含みの展開。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはLDPE30ドル高、HDPE5-20ドル高。本日のアジアスポット市場はLDPEを中心に押し上げられる公算大。


///お見せします石油化学記録簿の底力を/// BY 管理人 


0 件のコメント:

コメントを投稿

/// お見せします石油化学記録簿の底力を /// 3.23

  超過激師弟 管理人から3/23のDAILYレポートのTOPICS項目のお知らせ。 ご興味あれば、 ご一報をくださいませ。  E MAIL : petchem.recordbook@gmail.com ・シージーエスター、フタル酸系可塑剤など値上げ ・カネカ、変成シリコンポリマ...