2020年8月25日火曜日

本日(8/25)のアジアPP市況予想(13時更新)

本日(8/25)のアジアPP市況は強含みの展開。

前日8/24までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は



















中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに据え置いている。華東地区の現物は小幅に上下に調整。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは概ね据置かれている。また大連PP先物は9月限が1ドル高、取引中心となった1月限は3ドル高。国慶節前の安定した需要も、中国国内の定修シーズンピークも過ぎ、供給増を背景に需給は均衡している。材料難からアジアスポット相場は横ばい。PP HOMOとナフサのスプレッドは、ナフサの上昇を受け、492ドルと前日から5ドル縮小。なお、前週のスプレッドの平均は499ドル、前々週が506ドル。
 
8/24の大連PP先物

824日の大連商品取引所PP先物の主要取引となる9月限は、
終値は前日比18元上昇、〔前日帳入値〕+22元 の 7,712 元となった。単純輸入ドル換算では 926ドル、前日比1ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+80 (-10ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は、7735元で終えた。 大引けから3ドル高。 


本日8/25前場の大連先物の値動き、


本日8/25の大連PP先物9月限は7711元で始まった。ブレントが45ドル前半でジリ高。午前中は、7711-7804元のレンジでの推移。午前は7788元、935ドルで終え、前日の大引けに比べ9ドル高。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系がごく一部のグレードを100元引き上げ、チャイナオイル系が据え置き。華東地区の現物は強含みの展開。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはPP HOMO YARN/INJ10-15ドル引き上げられている。国慶節前の安定した引き合いを受け、本日のアジアスポット市場は小幅高となるだろう。

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