2020年8月24日月曜日

本日(8/24)のアジアPP市況予想(13時更新)


本日(8/24)のアジアPP市況は横ばい予想。

前週8/21までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は



















中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに据え置いている。華東地区の現物は小幅に調整されているが、概ね横ばい。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは概ね据置かれている。また大連PP先物は9月限が4ドル安、取引中心となった1月限は11ドル安と押し戻された。国慶節前の安定した需要も、中国国内の定修シーズンピークも過ぎ、供給増を背景に需給は均衡している。材料難からアジアスポット相場は横ばい。PP HOMOとナフサのスプレッドは、ナフサの上昇を受け、497ドルと前日から3ドル縮小。なお、前週のスプレッドの平均は499ドル、前々週が506ドル。
 
8/21の大連PP先物
















821日の大連商品取引所PP先物の主要取引となる9月限は、
終値は前日比52元下落、〔前日帳入値〕+4元 の 7,694 元となった。単純輸入ドル換算では 925ドル、前日比4ドル下落。
9月限と1月限のスプレッドは、+91 (-11ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は、7709元で終えた。 大引けから2ドル高。 


本日8/24前場の大連先物の値動き、



















本日8/24の大連PP先物9月限は7678元で始まった。ブレントが44ドル前半でジリ安。午前中は、7676-7749元のレンジでの推移。午前は7709元、926ルで終え、前日の大引けに比べ1ドル高。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに据え置いている。華東地区の現物は小幅に上下に調整。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは概ね据置かれている。国内の需給緩和の見通しを背景に弱含みの展開が見込まれるが、一定の引き合いがあり、概ね横ばい。本日のアジアスポット市場は横ばいで推移するだろう。

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