2020年8月21日金曜日

本日(8/21)のアジアPE市況予想(13時更新)


本日(8/21)のアジアPE市況は横ばい予想。


前日8/20までのPE市況(アジア/中国国内/大連LLDPE先物)推移は




















中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が据え置き、チャイナオイル系がLDPEを引き上げ、LLDPEHDPEを据え置いている。華東地区の現物は多くの市場でLDPEが小高く推移、HDPELLDPEはまちまち。一方、輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはHDPEの一部5ドル程度で引き下げられている。大連LLDPE先物は、9月限がドル換算で前日比8ドル高、取引中心となる1月限が同12ドル高。ナフサが堅調に推移するなk、中国国内の需給の引き締まりを背景にアジアスポット市場はLLDPE5ドル高、LDPEが横ばい、HDPE20ドル高。PEとナフサのスプレッドは、LLDPE435ドル、LDPE601ドル、HDPE520ドル。なお、前週のスプレッドの平均はLLDPE424ドル、LDPE568ドル、HDPE504ドルとなっている。

8/20大連LLDPE先物









820日の大連商品取引所LLDPE先物の主要取引となる9月限は、
終値は前日比75元上昇、〔前日帳入値〕+60元 の 7,195 元となった。単純輸入ドル換算では 863ドル、前日比8ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、ー55 (7ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は7105元の852ドル相当で引けた。大引けから11ドル安。


本日8/21前場の大連先物の値動き、



















本日8/21の大連LLDPE先物9月限は7220元で始まった。ブレントが、45ドル付近で小動き。午前中は、7080-7220元のレンジで推移、7080元の851ドル相当で終えた。前日の大引けに比べ12ドル安。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が据え置き、チャイナオイル系がLDPELLDPEを据え置き、HDPEを小幅調整している。華東地区の現物は多くの市場でLDPEHDPEが小高い。一方、輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは据え置き。大連先物が押し戻されているが、中国国内現物は、小動きに止まっている。本日のアジアスポット市場は横ばいとなるだろう。


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