2020年8月19日水曜日

本日(8/19)のアジアPP市況予想(13時更新)


本日(8/19)のアジアPP市況は横ばい予想。

前日8/18までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は



















中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに据え置き。上流からのサポートを欠くも、華東地区の現物は多くの市場で小幅高推移。その他地区でも強含みで推移。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはPP HOMO YARN/INJが小高く、また大連PP先物は9月限が13ドル高、取引中心となった1月限度は17ドル高と堅調に推移。国慶節前の安定した需要も、PP先物の上昇には行き過ぎ感は否めず、中国国内の定修シーズンピークも過ぎ、アジアスポット相場は横ばい。PP HOMOとナフサのスプレッドは、ナフサの上昇を受け、495ドルと前日から4ドル縮小。なお、前週のスプレッドの平均は506ドル、前々週が526ドル。

8/18の大連PP先物
 















818日の大連商品取引所PP先物の主要取引となる9月限は、
終値は前日比105元上昇、〔前日帳入値〕+151元 の 7,740 元となった。単純輸入ドル換算では 928ドル、前日比13ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+84 (-10ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は、7690元で終えた。 大引けから6ドル安。 


本日8/19前場の大連先物の値動き、




















本日8/19の大連PP先物9月限は7725元で始まった。ブレントが45ル前半で小動き。午前中は、7680-7757元のレンジでの推移。午前は7688元、924ドルで終え、前日の大引けに比べ4ドル安。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに据え置き。華東地区の現物は概ね横ばい。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは据え置き。大連先物には押し戻されており、本日のアジアスポット市場は横ばいで推移するだろう。

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