本日(8/18)のアジアPE市況は小幅高予想。
昨日8/17までのPE市況(アジア/中国国内/大連LLDPE先物)推移は
中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が各PEを据え置き、チャイナオイル系がLDPEを引き上げ、LLDPEを引き下げている。華東地区の現物は多くの市場で取引水準が各PEともに一部グレード上がっている。一方、輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはHDPEの一部で引き下げられた。一方、大連LLDPE先物は、9月限がドル換算で前日比7ドル高、1月限が同5ドル高。中国国内相場の影響も限定され、アジアスポット市場はLLDPEが10ドル安、LDPEが横ばい、HDPEが5ドル高とまちまち。PEとナフサのスプレッドは、LLDPEが419ドル、LDPEが580ドル、HDPEが509ドル。なお、前週のスプレッドの平均はLLDPEが424ドル、LDPEが568ドル、HDPEが504ドルとなっている。
8/17大連LLDPE先物
8月17日の大連商品取引所LLDPE先物の主要取引となる9月限は、
終値は前日比50元上昇、〔前日帳入値〕+60元 の
7,085 元となった。単純輸入ドル換算では 849ドル、前日比7ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+40 元 (-5ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は7130元の854ドル相当で引けた。大引けから5ドル高。
本日8/18前場の大連先物の値動き、
本日8/18の大連LLDPE先物9月限は7060元で始まった。ブレントが、45ドル台前半で小動き。午前中は、7055-7195元のレンジで推移、7185元の861ドル相当で終えた。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系がLLDPE、HDPEを引き上げ、チャイナオイル系がLLDPEを引き上げている。華東地区の現物は多くの市場で取引水準が各PEともに上がっている。一方、輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはLLDPEが10ドル引き上げられ、HDPEの一部が5-10ドルで引き上げられている。堅調な中国相場を受け、本日のアジアスポット市場は小幅高となるだろう。
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