2020年8月18日火曜日

本日(8/18)のアジアPP市況予想(13時更新)


本日(8/18)のアジアPP市況は小幅高予想。

前日8/17までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は


















中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに据え置き。華東地区の現物は多くの市場で小幅高推移。一方、輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはPP HOMO YARN/INJが小幅に引き上げられ、PP BLOCKはまちまち。大連先物は午前が軟調、午後には買い戻され、上値模索。アジアスポット相場は横ばい。PP HOMOとナフサのスプレッドは、ナフサの上昇を受け、499ドルと前日から2ドル縮小。なお、前週のスプレッドの平均は506ドル、前々週が526ドル。

8/17の大連PP先物
 
















817日の大連商品取引所PP先物の主要取引となる9月限は、
終値は前日比28元上昇、〔前日帳入値〕+27元 の 7,635 元となった。単純輸入ドル換算では 915ドル、前日比4ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+116 (-14ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は、7691元で終えた。午後の引けから6ドル高。 


本日8/18前場の大連先物の値動き、



















本日8/18の大連PP先物9月限は7635元で始まった。ブレントが45ドル前半で小動き。午前中は、7620-7750元のレンジでの推移。午前は堅調に推移し、7744元、928ドルで終え、前日の大引けに比べ13ドル高。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに据え置き。華東地区の現物は多くの市場で小幅高推移。一方、輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはPP HOMO YARN/INJ5ドル程度引き上げられている。堅調な国内現物と先物市場を受け、本日のアジアスポット市場は小幅高となるだろう。

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