2020年8月17日月曜日

本日(8/17)のアジアPP市況予想(13時更新)


本日(8/17)のアジアPP市況は横ばい予想。

先週8/14までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は



メーカー在庫は69.5万トンと前週に比べ0.71%減少、前年比でも10.9%減。ただし、プラスチック業の稼働率は48%と前年より7%低い水準を維持していることからタイト感はない。新プラントからの出荷が見込まれことから、弱気ムードが台頭。アジアスポット相場は横ばい。PP HOMOとナフサのスプレッドは、501ドルと前日から2ドル拡大。なお、前週のスプレッドの平均は506ドル、前々週が526ドル。

8/14の大連PP先物
 
















814日の大連商品取引所PP先物の主要取引となる9月限は、
終値は前日比47元上昇、〔前日帳入値〕+30元 の 7,607 元となった。単純輸入ドル換算では 911ドル、前日比6ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+123 (-15ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は、7582元で終えた。午後の引けから4ドル安。 


本日8/17前場の大連先物の値動き、


本日8/17の大連PP先物9月限は7599元で始まった。ブレントが45ドル付近でジリ高。午前中は、7544-7630元のレンジでの推移。午前は軟調に推移し、7552元、905ドルで終え、前日の後場の引けに比べ6ドル安。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに据え置き。華東地区の現物は多くの市場で小幅高推移。一方、輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはPP HOMO YARN/INJが小幅に引き上げられ、PP BLOCKはまちまち。国内現物と先物の相反する動きから、本日のアジアスポット市場は横ばいとなるだろう。

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