本日(8/19)のアジアPE市況はLLDPEが小幅高、その他PEは横ばい予想。
前日8/18までのPE市況(アジア/中国国内/大連LLDPE先物)推移は
中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系がLLDPE、HDPEを引き上げ、チャイナオイル系がLLDPEを引き上げている。華東地区の現物は多くの市場で取引水準が各PEともに上がっている。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはLLDPEが10ドル引き上げられ、HDPEの一部が5-10ドルで引き上げられている。先物の受け渡しが迫るなか、流通在庫の減少から先物の上昇が続いている。大連LLDPE先物は、9月限がドル換算で前日比11ドル高、1月限が同15ドル高。ただし、輸入品に対する引き合いは限定され、アジアスポット市場はHDPEが10ドル安、LDPE、HDPEが横ばい。PEとナフサのスプレッドは、LLDPEが415ドル、LDPEが576ドル、HDPEが495ドル。なお、前週のスプレッドの平均はLLDPEが424ドル、LDPEが568ドル、HDPEが504ドルとなっている。
8/18大連LLDPE先物
8月18日の大連商品取引所LLDPE先物の主要取引となる9月限は、
終値は前日比90元上昇、〔前日帳入値〕+130元 の
7,175 元となった。単純輸入ドル換算では 860ドル、前日比11ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+10 元 (-1ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は7135元の855ドル相当で引けた。大引けから5ドル安。
本日8/19前場の大連先物の値動き、
本日8/19の大連LLDPE先物9月限は7160元で始まった。ブレントが、45ドル台前半で小動き。午前中は、7115-7190元のレンジで推移、7135元の857ドル相当で終えた。、前日の大引けに比べ3ドル安。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系がLDPEを引き上げ、チャイナオイル系がLDPE、LLDPEを引き上げている。華東地区の現物は多くの市場で取引水準がHDPE、LLDPEが小高い。一方、輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはHDPEが5ドル程度で引き下げられている。本日のアジアスポット市場はLLDPEが小幅高、その他PEは横ばいとなるだろう。
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