2020年8月20日木曜日

本日(8/20)のアジアPP市況予想(13時更新)


本日(8/20)のアジアPP市況は横ばい予想。

前日8/19までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は


















中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに据え置き。華東地区の現物は概ね横ばい。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは据え置き。また大連PP先物は9月限が4ドル安、取引中心となった1月限は5ドル安と戻された。国慶節前の安定した需要も、中国国内の定修シーズンピークも過ぎ、供給増を背景に需給は均衡し。アジアスポット相場は横ばい。PP HOMOとナフサのスプレッドは、ナフサの下落を受け、503ドルと前日から8ドル拡大。なお、前週のスプレッドの平均は506ドル、前々週が526ドル。

8/19の大連PP先物
 

819日の大連商品取引所PP先物の主要取引となる9月限は、
終値は前日比48元下落、〔前日帳入値〕ー14元 の 7,692 元となった。単純輸入ドル換算では 924ドル、前日比4ドル下落。
9月限と1月限のスプレッドは、+91 (-11ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は、7690元で終えた。 大引けから1ドル安。 


本日8/20前場の大連先物の値動き、



















本日8/20の大連PP先物9月限は7725元で始まった。ブレントが45ドル付近で小動き。午前中は、7660-7711元のレンジでの推移。午前は7693元、923ルで終え、前日の大引けに比べ1ドル安。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が限定的に引き下げ、チャイナオイル系が据え置いている。華東地区の現物は小幅に調整されているが、概ね横ばい。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは部分的にPP HOMO YARN/INJCOPOLYが引き上げられ、IPPが引き下げられている。中国国内相場は方向感を欠く動きとなっていることから、本日のアジアスポット市場は横ばいで推移するだろう。

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