本日(8/20)のアジアPE市況は横ばい予想。
前日8/19までのPE市況(アジア/中国国内/大連LLDPE先物)推移は
中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系がLDPEを引き上げ、チャイナオイル系がLDPE、LLDPEを引き上げている。華東地区の現物は多くの市場で取引水準がHDPE、LLDPEが小高い。一方、輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはHDPEが5ドル程度で引き下げられている。大連LLDPE先物は、9月限がドル換算で前日比5ドル安、取引中心となる1月限が同1ドル安。アジアスポット市場はLLDPEが10ドル高、LDPEが20ドル高、HDPEが横ばい。PEとナフサのスプレッドは、LLDPEが433ドル、LDPEが604ドル、HDPEが503ドル。なお、前週のスプレッドの平均はLLDPEが424ドル、LDPEが568ドル、HDPEが504ドルとなっている。
8/19大連LLDPE先物
8月19日の大連商品取引所LLDPE先物の主要取引となる9月限は、
終値は前日比55元下落、〔前日帳入値〕ー15元 の
7,120 元となった。単純輸入ドル換算では 855ドル、前日比5ドル下落。
9月限と1月限のスプレッドは、ー20 元 (2ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は7130元の857ドル相当で引けた。大引けから2ドル高。
本日8/20前場の大連先物の値動き、
本日8/20の大連LLDPE先物9月限は7110元で始まった。ブレントが、45ドル付近で小動き。午前中は、7080-7175元のレンジで推移、7155元の858ドル相当で終えた。前日の大引けに比べ3ドル高。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が据え置き、チャイナオイル系がLDPEを引き上げ、LLDPE、HDPEを据え置いている。華東地区の現物は多くの市場でLDPEが小高く推移、HDPE、LLDPEはまちまち。一方、輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはHDPEの一部5ドル程度で引き下げられている。中国国内相場は比較的堅調に推移しているが、小動きに止まっていることから本日のアジアスポット市場は横ばいとなるだろう。
///お見せします石油化学記録簿の底力を/// BY 管理人
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