本日（8/24）のアジアPE市況予想（13時更新）

本日（8/24）のアジアPE市況は横ばい予想。

前週8/21までのPE市況（アジア/中国国内/大連LLDPE先物）推移は

中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が据え置き、チャイナオイル系がLDPE、LLDPEを据え置き、HDPEを小幅調整している。華東地区の現物は多くの市場でLDPE、HDPEが小高い。一方、輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは据え置き。。大連LLDPE先物は、9月限がドル換算で前日比12ドル安、取引中心となる1月限が同10ドル安。アジアスポット市場はLLDPEが10ドル安、LDPE、HDEPが横ばい。PEとナフサのスプレッドは、LLDPEが422ドル、LDPEが598ドル、HDPEが517ドル。なお、前週のスプレッドの平均はLLDPEが425ドル、LDPEが592ドル、HDPEが509ドルとなっている。

8/21大連LLDPE先物

8月21日の大連商品取引所LLDPE先物の主要取引となる9月限は、

終値は前日比120元下落、〔前日帳入値〕ー60元　の 7,075 元となった。単純輸入ドル換算では 851ドル、前日比12ドル下落。

9月限と1月限のスプレッドは、ー80 元 (10ドル）。なお、夜間取引（22時～24時）は7070の850ドル相当で引けた。大引けから1ドル安。

本日8/24前場の大連先物の値動き、

本日8/24の大連LLDPE先物9月限は7090元で始まった。ブレントが、45ドル前半でジリ安。午前中は、7040-7100元のレンジで推移、7085元の851ドル相当で終えた。前日の大引けと同水準。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が据え置き、チャイナオイル系がLDPE、LLDPE、HDPEを据え置き、LDPEを引き上げている。華東地区の現物は多くの市場でLDPE、HDPEが小高い。一方、輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは据え置き。中国国内現物は、LDPEに供給タイト感が示されているが、輸入相場を押し上げまでの強気のオファーはなく、本日のアジアスポット市場は各PEともに横ばいとなるだろう。

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