本日(6/19)のアジアPE市況は横ばい予想
昨日6/18までのLLDPE市況(アジア/中国国内/大連LLDPE先物)推移は
中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が据え置き、一方チャイナオイル系が引き上げている。国内現物市場は午前中に大連先物が急伸した流れを受け継いで、続伸。米国品のHDPEのキャンセルなどから輸入品の入着が少ない。港湾地区の在庫は減少を続け、特にHDPEの減少幅が大きいことを受け、買い優勢が続いている。一方、大連先物は前場で急伸、後場にはポジション整理の売りが入るも、小幅高で引けている。アジアスポット市場は引き上げあれたオファーに応じる買い手もなく、引き続きHDPE、LDPE、LLDPEともに横ばい。PEとナフサのスプレッドはナフサの小幅下落を受け、LLDPEが424ドル、LDPEが515ドル、HDPEが474ドルとそれぞれ1ドル拡大。
6/18大連LLDPE先物
6月18日の大連商品取引所LLDPE先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比25元上昇、〔前日帳入値〕+25元 の
6,850 元となった。単純輸入ドル換算では 803ドル、前日比3ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+70 元 (-8ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)では日中の引けから小幅下落。6835元、801ドル相当(前日比2高)で引けている。
本日6/19前場の大連先物の値動き、
本日6/19の大連LLDPE先物9月限は6850元で始まった。ブレントは41ドル台後半で堅調に推移するなか、買い先行となるが、長続きせず。売り押され、午前は6815元、799ドル相当で引けた。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が各PEともに引き上げ、特にLDPEの引き上げ幅が大きい。一方チャイナオイル系もHDPE、LDPEを引き上げている。堅調な原油に連れ、大連先物相場が午後に持ち直すことがあると、本日のアジアスポット市場も一段水準を上げる可能性がある。
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