本日(6/22)のアジアPP市況は横ばい予想
前週6/19までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は
中国国内は、メーカー在庫の減少が続いてことを背景に堅調地合いが維持されていたが、川下の需要は停滞しており、華東の現物市場は概ね横ばい。ただし、PP HOMO YARN , PP COPOLYMERが弱さが窺える。中国国内華東地区のメーカーの出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに横ばい。一方、大連先物PP 9月限はポジション整理の売りから続落。ドル換算で1ドル程度下げているが、前々週週末比では17ドル高。アジアスポット相場は、様子見の状態にあり、横ばい。中東プラントの稼働低下や東南アジアの定修入りを控え、上昇傾向にあったが、需要回復の動きが止まり、また新プラントから供給増加懸念から強気ムードは後退している。PP HOMOとナフサのスプレッドはナフサの上昇を受け、502ドルと前日から22ドル縮小。なお、前週のスプレッドの平均は526ドル、前々週が525ドル。
6/19の大連PP先物
6月19日の大連商品取引所PP先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比5元下落、〔前日帳入値〕ー28元 の
7,475 元となった。単純輸入ドル換算では 876ドル、前日比1ドル下落。
9月限と1月限のスプレッドは、+311 元
(-36ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)では小動き。7479元、前日比3ドル高の876ドル相当で引けている。
本日6/22前場の大連先物の値動き、
本日6/22大連PP先物9月限は7488元で始まった。ブレントが42ドル台前半で堅調に推移するなか、午前中は、7420-7518元のレンジでの動き、午前は7457元、874ドルで引けている。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに据え置かれている。大連PP先物の午前中は方向感を欠く展開。本日のアジアスポット市場は、横ばいで推移するだろう。
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