本日(6/24)のアジアPP市況は横ばい予想
昨日6/22までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は
中国国内は、端午節入りを前にして、原油が堅調に推移したことなどから、強気ムードが維持された。華東の現物市場は小幅高。中国国内華東地区のメーカーの出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系が引き上げられ、堅調地合いを維持。一方、大連先物PP 9月限は小幅高。ドル換算で6ドル程度上げている。前週末比では4ドル高。アジアスポット相場は、10ドル高。PP HOMOとナフサのスプレッドはナフサの下落を受け、504ドルと前日から3ドル縮小。なお、前週のスプレッドの平均は526ドル、前々週が525ドル。
6/23の大連PP先物
6月23日の大連商品取引所PP先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比28元上昇、〔前日帳入値〕+34元 の
7,494 元となった。単純輸入ドル換算では 881ドル、前日比6ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+325 元
(-38ドル)。
なお、夜間取引(22時~24時)では弱含み、7451元で引けた。ただし、前日比では3ドル高の876ドル相当となっている。
本日6/24前場の大連先物の値動き、
本日6/24大連PP先物9月限は7502元で始まった。ブレントが42ドル中盤から弱含むなか、午前中は、7420-7516元のレンジでの推移、午前は7429元、875ドルで引けている。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに据え置いている。端午節入りを前にして、大連PP先物のポジション整理が進み、小幅に下げる可能性があるが、輸入や保税地区からの出荷に関するオファーも据え置かれており、現物市場は横ばいで推移する公算大。本日のアジアスポット市場は、横ばいでの推移となるだろう。。
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