2020年6月15日月曜日

本日(6/15)のアジアPP市況予想


本日(6/15)のアジアPP市況は小幅安予想

前週6/12までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は




















経済活動の再開や国内供給のタイトから国内現物は堅調地合いにある一方で、大連先物PPは軟調な原油を受け、一段水準を下げている。国内メーカーが低水準な在庫にも出荷価格を引き下げていることから、割安な輸入品のオファーは強気を示す。アジアスポット市況は強気のオファーを受け、15ドル高、PP HOMOとナフサのスプレッドは559ドルと前日から30ドル拡大。

  
6/12の大連PP先物








612日の大連商品取引所PP先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比3元上昇、〔前日帳入値〕ー16元 の 7,329 元となった。単純輸入ドル換算では 859ドル、前日比3ドル下落。
9月限と1月限のスプレッドは、+296 (-35ドル)。 
なお、夜間取引(22時~24時)では日中から水準を上げた。7337元、前日比7ドル高の863ドル相当で引けている。 


本日6/15前場の大連先物の値動き、




















本日6/15大連PP先物9月限は7337元で始まった。ブレントは38ドル付近でジリ高となるなか、7310-7387元で推移し、小確り。午前は7329元、859ドルで引けている。中国国内の現物市場はまちまち。華東が横ばい、華北が小幅高。西南が小幅安。原油の上昇には力強さが欠け、大連先物の上昇は期待しがたい。この状況に週末の輸入相場の上げ幅に行き過ぎ感は否めず、本日のアジアスポット市場は調整が入り、押し戻される可能性がある。



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