本日(6/15)のアジアPE市況は小幅高予想
前週6/12までのLLDPE市況(アジア/中国国内/大連LLDPE先物)推移は
中国国内は現物市場が、弱含みで推移する一方、大連先物は小幅高。中国国内はメーカーや港湾地区の在庫が低水準であるあることから、堅調地合いにあったが、メーカーが出荷価格の一部を引き下げるなど、強気ムードは後退。一方、輸入品のオファーは内外格差を縮小すべく、強気。アジアスポット市況はHDPE、LDPE、LLDPEともに20ドル高。また、この日はナフサの軟化を受け、PEとナフサのスプレッドは、LLDPEが444ドル、LDPEが535ドル、HDPEが494ドルと35ドル拡大。
6/12大連LLDPE先物
6月12日の大連商品取引所LLDPE先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比45元上昇、〔前日帳入値〕+30元 の
6,690 元となった。単純輸入ドル換算では 779ドル、前日比2ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+50 元 (-6ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)では日中から水準を上げ、一時6740元、790ドル相当。夜間終盤には売りに押されたが、前日比12高の786ドル相当で引けている。
本日6/15の前場の大連先物の値動き、
本日6/15の大連LLDPE先物9月限は6695元で始まった。ブレントは38ドル付近でジリ高。6670-6760元のレンジ内での動きとなり、午前は6705元、786ドル相当で引けた。中国国内は華東地区でメーカーがHDPEの出荷価格を据え置く一方で、LDPEとLLDPEを引き上げている。輸入品ではアジア産HDPEの一部のオファーが引き上げられている。本日アジアスポット市場は強含みで推移。
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