本日(6/16)のアジアPE市況は強含みの展開予想
昨日6/15までのLLDPE市況(アジア/中国国内/大連LLDPE先物)推移は
中国国内は現物市場が反発。米国品のHDPEのキャンセルなどから輸入品の入着が少ない。港湾地区の在庫は減少を続け、特にHDPEの減少幅が大きい。一方、大連先物は小幅安。不透明な先々の需給見通しから方向感を欠いている。輸入品のオファーは供給タイト感を背景に内外格差を縮小すべく、強気。アジアスポット市況はHDPE、LDPE、LLDPEともに10ドル高。PEとナフサのスプレッドは、LLDPEが449ドル、LDPEが540ドル、HDPEが499ドルと5ドル拡大。
6/15大連LLDPE先物
6月15日の大連商品取引所LLDPE先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比45元下落、〔前日帳入値〕+65元 の
6,645 元となった。単純輸入ドル換算では 771ドル、前日比6ドル下落。
9月限と1月限のスプレッドは、+65 元 (-8ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)では堅調な原油を受け、午前の始値の水準まで戻した。6705元、786ドル相当(前日比変わらず)で引けている。
本日6/16前場の大連先物の値動き、
本日6/16の大連LLDPE先物9月限は6655元で始まった。ブレントは39ドル台前半で堅調に推移するなか、6620-6825元のレンジ内での動きとなり、午前は6810元、800ドル相当で引けた。中国国内は華東地区の出荷価格がLLDPE100元引き上げ、HDPE、LDPEは据え置き。輸入品ではHDPE、LLDPEの一部のオファーが引き上げられている。本日アジアスポット市場は強含みで推移するだろう。
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