本日（6/18）のアジアPE市況予想（13時更新）

本日（6/18）のアジアPE市況は小幅高予想

昨日6/16までのLLDPE市況（アジア/中国国内/大連LLDPE先物）推移は

中国国内は華東地区のシノペック系の出荷価格が据え置かれ、チャイナオイル系がHDPEを引き上げ、LLDPEやLDPEの一部も引き上げた。輸入品では各PEのオファーが引き上げられており、HDPEの上げ幅が大きい。中国国内は現物市場が続伸。米国品のHDPEのキャンセルなどから輸入品の入着が少ない。港湾地区の在庫は減少を続け、特にHDPEの減少幅が大きい。一方、大連先物はポジション整理の売りが入り、下落。アジアスポット市場は引き上げあれたオファーに応じる買い手もなく、HDPE、LDPE、LLDPEともに横ばい。PEとナフサのスプレッドはナフサの上昇を受け、LLDPEが423ドル、LDPEが514ドル、HDPEが473ドルとそれぞれ6ドル縮小。

6/17大連LLDPE先物

6月17日の大連商品取引所LLDPE先物は主要取引となる9月限は、

終値は前日比25元下落、〔前日帳入値〕＋65元　の 6,825 元となった。単純輸入ドル換算では 792ドル、前日比4ドル下落。9月限と1月限のスプレッドは、＋70 元 (-8ドル）。なお、夜間取引（22時～24時）では小幅に上下動。6815元、799ドル相当（前日比2安）で引けている。

本日6/18前場の大連先物の値動き、

本日6/18の大連LLDPE先物9月限は6825元で始まった。ブレントは40ドル台前半で推移するなか、買い先行。6790－6920元のレンジ内での動きとなり、午前は6920元、811ドル相当で引けた。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が据え置き、一方チャイナオイル系が引き上げている。輸入品や保税区からの出荷はHDPEのオファーが上昇しており、現物市場は強含みの展開となるだろう。また、これらを受け、本日のアジアスポット市場も一段水準を上げる可能性がある。

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