本日（7/8）のアジアPE市況予想（13時更新）

本日（7/8）のアジアPE市況は10-20ドル高予想

昨日7/7までのPE市況（アジア/中国国内/大連LLDPE先物）推移は

 

中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系共にLLDPE、HDPEを引き上げ、LDPEは据え置いている。華東地区の現物市場はPEすべてが強含みの展開。また輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはまちまち。

一方、大連LLDPE先物は続伸。7/1からは50ドル上昇。アジアスポット市場は、堅調な中国国内相場も、輸入品対する引き合いは限定され、各PEは横ばい。PEとナフサのスプレッドはナフサの軟化を受け、LLDPEが432ドル、LDPEが533ドル、HDPEが502ドルとそれぞれ8ドル拡大した。なお、前週のスプレッドの平均はLLDPEが435ドル、LDPEが528ドル、HDPEが501ドルとなっている。

7/7大連LLDPE先物

7月7日の大連商品取引所LLDPE先物は主要取引となる9月限は、

終値は前日比100元上昇、〔前日帳入値〕＋195元　の 7,280 元となった。単純輸入ドル換算では 860ドル、前日比16ドル上昇。

9月限と1月限のスプレッドは、＋150 元 (-18ドル）。なお、夜間取引（22時～24時）は堅調に推移し、7470元の883ドル相当と後場の引けより23ドル高で引けている。

本日7/8前場の大連先物の値動き、

本日7/8の大連LLDPE先物9月限は夜間取引での急上昇の反動から7265元、860ドル相当に下げて始まった。ブレントが43ドルを挟んで付近で小動きとなるなか、堅調地合いは維持され、午前中は、7265-7485元のレンジで推移、午前は7380元、873ドル相当で引けた。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系がHDPE、LLDPEを200元程度引き上げ、LDPEを300元以上引き上げている。チャイナオイル系はHDPEを100元、LLDPEを100-200元、LDPEを400元引き上げている。プラントの定修と足元の製品需要増が影響している。華東地区の現物市場はPEすべてが強含みの展開。また輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは大幅上昇。本日のアジアPEスポット市場は、先物は頭打ちであるが強気な現物市場を受け、10-20ドル高くとなる可能性がある

///お見せします石油化学記録簿の底力を///　BY 管理人