2020年7月7日火曜日

本日(7/7)のアジアPP市況予想(13時更新)

本日(7/7)のアジアPP市況10ドル以上高予想

昨日7/6までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は



















中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに据え置いている。現物市場はほとんどグレードが強含みの展開、また輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはPP HOMOヤーンの一部で引き上げられている。一方、大連先物PP 9月限は大幅続伸。国内市場は強気ムードに支配されるも、需要家やトレーダーが輸入品へ対するの購買意欲を欠いたことからアジアスポット相場は、変わらず。PP HOMOとナフサのスプレッドはナフサの大幅上昇を受け、494ドルと前日から18ドル縮小。なお、前週のスプレッドの平均は519ドル、前々週が515ドル。

7/6の大連PP先物







76日の大連商品取引所PP先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比161元上昇、〔前日帳入値〕+170元 の 7,731 元となった。単純輸入ドル換算では 909ドル、前日比19ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+327 (-38ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は概ね横ばい、7704元で引けた。午後の引けより3ドル安の906ドル相当となっている。 


本日7/7前場の大連先物の値動き、



















本日7/7大連PP先物9月限は7715元で始まった。ブレントが43ドル付近で小動きとなるなか、午前中は、7675-7772元のレンジでの推移、午前は7739元、915ドルと前日後場の引けより6ドル高で引けている。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が一部引き上げ、チャイナオイル系が据え置いている。現物市場はほとんどグレードが強含みの展開、また輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは10-20ドル上げている。本日のアジアスポット市場は堅調な先物と現物相場を受け、10-20ドル上昇する可能性がある。

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