本日(7/6)のアジアPE市況は横ばいから小幅高予想
先週7/3までのPE市況(アジア/中国国内/大連LLDPE先物)推移は
中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系がともにHDPE、LDPEを引き上げている。華東地区の現物市場はPEすべてが強含みの展開まちまち。また輸入や保税地区からの出荷に関するオファー引き上げている。一方、大連LLDPE先物は続伸。アジアスポット市場は、LDPE、HDPEは堅調な中国国内現物市場を受け、それぞれ10ドル高。LLDPEは横ばい。PEとナフサのスプレッドはナフサが小幅安となったことから、LLDPEが432ドルと2ドル拡大、LDPEが533ドル、HDPEが502ドルへそれぞれ12ドル拡大した。なお、前週のスプレッドの平均はLLDPEが435ドル、LDPEが528ドル、HDPEが501ドルとなっている。
7/3大連LLDPE先物
中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系がともにHDPE、LDPEを引き上げている。華東地区の現物市場はPEすべてが強含みの展開まちまち。また輸入や保税地区からの出荷に関するオファー引き上げている。なお、夜間取引(22時~24時)は概ねで推移。7025元の826ドル相当(前日比15ドル高)で引けている。
本日7/6前場の大連先物の値動き、
本日7/6の大連LLDPE先物9月限は7000元、811ドル相当で始まった。ブレントが43ドル付近で小動きとなるなか、午前中は、6960-7140元のレンジで推移、午前は7135元、839ドル相当で引けた。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系がすべてのPEを引き上げ、チャイナオイル系がともにLLDPE、LDPEを引き上げている。華東地区の現物市場はPEすべてが強含みの展開。また輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはHDPE、LLDPEが引き上げられている。本日のアジアPEスポット市場は、小幅高となる可能性がある。
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