2020年7月10日金曜日

本日(7/10)のアジアPP市況予想(13時更新)

本日(7/10)のアジPP市況横ばいから小幅安予想

昨日7/9までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は



















中国国内華東地区の出荷価格はシノペック、チャイナオイル系ともに据え置いている。現物市場は概ね横ばいで推移している。また輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは据え置かれている。先物相場は9月限、1月限ともに10ドル相当。また割高な輸入品への購買意欲が抑制されやすいが、堅調な国内相場の影響を受け、アジアスポット相場は5ドル高。PP HOMOとナフサのスプレッドは、506ドルと前日から1ドル縮小。なお、前週のスプレッドの平均は519ドル、前々週が515ドル。

7/9の大連PP先物






79日の大連商品取引所PP先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比77元上昇、〔前日帳入値〕+16元 の 7,720 元となった。単純輸入ドル換算では 915ドル、前日比11ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+332 (-39ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は軟調に推移し、7632元で引けた。午後の引けより10ドル安の905ドル相当となっている。 


本日7/10前場の大連先物の値動き、



















本日7/10大連PP先物9月限は7712元で始まった。ブレントが42ドル付近まで軟化するなか、午前中は、7603-7737元のレンジでの推移、午前は7659元、909ドルで引けている。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック、チャイナオイル系ともに据え置いているが、華東の現物の多くの市場では弱含みで推移している。また輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは一部のグレードが引き下げられている。先物相場は、原油が軟調に推移していることから上伸力を欠いており、割高な輸入品への購買意欲が抑制されやすいため、本日のアジアスポット市場は、横ばいから小幅安となる可能性がある。


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