2020年7月9日木曜日

本日(7/9)のアジアPP市況予想(13時更新)

本日(7/9)のアジアPP市況は横ばい予想

昨日7/8までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は

















中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が一部グレードを大幅に引き上げ、チャイナオイル系が据え置いている。現物市場は小幅高で推移、また輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは一部のグレードで10ドル上げている。一方、大連先物PP 9月限は午後に反落。国内市場は強気ムードに支配されるも、国内の定修シーズンの終了を背景に需要家やトレーダーが輸入品へ対するの購買意欲を欠いた。その影響を受け、アジアスポット相場は、横ばいとなった。

7/8の大連PP先物






7月8日の大連商品取引所PP先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比80元下落、〔前日帳入値〕ー71元 の 7,643 元となった。単純輸入ドル換算では 905ドル、前日比8ドル下落。
9月限と1月限のスプレッドは、+325 元 (-38ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は反発し、7680元で引けた。午後の引けより4ドル高の909ドル相当となっている。 


本日7/9前場の大連先物の値動き、

















本日7/9大連PP先物9月限は7643元で始まった。ブレントが43ドル台前半で小動きとなるなか、午前中は、7643-7708元のレンジでの推移、午前は7706元、914ドルで引けている。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック、チャイナオイル系ともに据え置いている。現物市場は概ね横ばいで推移している。また輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは据え置かれている。先物相場が前日の午後の引けより小高いが、上伸力を欠いており、また割高な輸入品への購買意欲が抑制されやすいやめ、本日のアジアスポット市場は、横ばいで推移するだろう。

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