昨日7/6までのPE市況(アジア/中国国内/大連LLDPE先物)推移は
中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系がすべてのPEを引き上げ、チャイナオイル系がともにLLDPE、LDPEを引き上げている。華東地区の現物市場はPEすべてが強含みの展開。また輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはHDPE、LLDPEが引き上げられている。
一方、大連LLDPE先物は大幅続伸。アジアスポット市場は、堅調な中国国内相場を受け、各PEそれぞれ10ドル高。PEとナフサのスプレッドはナフサが大幅高となったことから、LLDPEが424ドル、LDPEが525ドル、HDPEが494ドルとそれぞれ8ドル縮小した。なお、前週のスプレッドの平均はLLDPEが435ドル、LDPEが528ドル、HDPEが501ドルとなっている。
7/6大連LLDPE先物
7月6日の大連商品取引所LLDPE先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比180元上昇、〔前日帳入値〕+230元 の 7,180 元となった。単純輸入ドル換算では 845ドル、前日比21ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+100 元
(-12ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は概ねで推移。7190元の845ドル相当(前日比19ドル高)で引けている。
本日7/7前場の大連先物の値動き、
本日7/7の大連LLDPE先物9月限は7180元、849ドル相当で始まった。ブレントが43ドル付近で小動きとなるなか、午前中は、7135-7360元のレンジで推移、午前は7290元、862ドル相当で引けた。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系共にLLDPE、HDPEを引き上げ、LDPEは据え置いている。華東地区の現物市場はPEすべてが強含みの展開。また輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはHまちまち。本日のアジアPEスポット市場は、小幅高となる可能性がある。
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