2020年7月29日水曜日

本日(7/29)のアジアPP市況予想(13時更新)


本日(7/29)のアジアPP市況は小幅高予想

昨日7/28までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は



















中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに据え置かれている。華東地区の現物は多くの市場で強含みの展開。港湾地区の在庫の減少から需要回復の兆候も示されている。一方、大連先物相場はドル換算で9月限が前日比17ドル高、1月限が同13ドル高。中国国内が堅調に推移するも、輸入相場への影響はほとんどなく、アジアスポット相場は横ばい。PP HOMOとナフサのスプレッドは、ナフサの小幅下落を受け、500ドルと前日から1ドル拡大。なお、前週のスプレッドの平均は513ドル、前々週が529ドル。

7/28の大連PP先物























728日の大連商品取引所PP先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比124元上昇、〔前日帳入値〕+187元 の 7,652 元となった。単純輸入ドル換算では 910ドル、前日比16ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+318 (-38ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は概ね横ばい、7632元で引けた。午後の引けより3ドル安の907ドル相当で終えた。 


本日7/29前場の大連先物の値動き、



















本日7/29の大連PP先物9月限は7636元で始まった。ブレントが43ドル台前半で小動きとなるなか、夜間取引から横ばいで午前中は、7592-7653元のレンジでの推移。午前は7612元、904ドルで引けており、前日の後場の引けに比べ6ドル安。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに据え置かれている。華東地区の現物は多くの市場で強含みの展開となっており、取引水準が上がっている。方、輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはPP HOMO YARN/INJECTIONグレードが1020ドル引き上げられ、PP COPOLY/FIBREの一部が10ドル引き上げられている。PP先物はここ数日の急上昇から押し戻されているが、港湾地区の在庫の減少から需要回復の兆候も受け、中国市場が堅調な動きとなっていることから、本日のアジアスポット市場は、小幅高となる可能性がある。

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