先週7/24までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は
中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が引き下げ、チャイナオイル系が据え置いている。華東地区の現物は多くの市場で軟調に推移した。一方、大連先物相場はドル換算で9月限が前日比15ドル安、1月限が同11ドル安。川下の需要は低迷しており、定修明けに伴う再稼働から供給増加が懸念されるなか、中国国内相場が軟調に推移しており、輸入相場に下押し圧力がかかっている。アジアスポット相場は横ばい。PP HOMOとナフサのスプレッドは、ナフサの下落を受け、502ドルと前日から8ドル拡大。なお、前週のスプレッドの平均は513ドル、前々週が529ドル。
7/24の大連PP先物
7月24日の大連商品取引所PP先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比123元下落、〔前日帳入値〕ー81元 の
7,368 元となった。単純輸入ドル換算では 875ドル、前日比15ドル下落。
9月限と1月限のスプレッドは、+226 元
(-27ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は概ね横ばい、7392元で引けた。午後の引けより3ドル高の878ドル相当。
本日7/27前場の大連先物の値動き、
本日7/27の大連PP先物9月限は7368元で始まった。ブレントが43ドル台前半で小動きとなるなか、買い優勢。午前中は、7368-7535元のレンジでの推移。午前は7496元、889ドルで引けており、前日の後場の引けに比べ24ドル高。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が据え置き、チャイナオイル系が引き下げている。華東地区の現物では小幅に調整が入っているが、概ね横ばい。一方、輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはPP HOMO YARN/INJECTIONグレードの一部5-10ドル引き下げられている。軟調地合いの継続していた中国市場で先物が反発していることを受け、、本日のアジアスポット市場は、横ばいとなる可能性が大きい。
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