2020年7月28日火曜日

本日(7/28)のアジアPP市況予想(13時更新)


本日(7/28)のアジアPP市況は小幅高予想

昨日7/27までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は



















中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が据え置き、チャイナオイル系が引き下げている。華東地区の現物は多くの市場で小幅調整される程度の動きで、概ね横ばい。一方、大連先物相場はドル換算で9月限が前日比18ドル高、1月限が同10ドル高。前週末の下落に対する調整の戻りが入った。川下の需要は低迷しており、定修明けに伴う再稼働から供給増加が懸念されるなか、大連先物が反発したことに支援される格好。アジアスポット相場は横ばい。PP HOMOとナフサのスプレッドは、ナフサの上昇を受け、499ドルと前日から3ドル縮小。なお、前週のスプレッドの平均は513ドル、前々週が529ドル。

7/27の大連PP先物









727日の大連商品取引所PP先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比160元上昇、〔前日帳入値〕+113元 の 7,528 元となった。単純輸入ドル換算では 893ドル、前日比18ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+288 (-34ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は概ね横ばい、7546元で引けた。午後の引けより2ドル高の895ドル相当で終えた。 


本日7/28前場の大連先物の値動き、



















本日7/28の大連PP先物9月限は7536元で始まった。ブレントが43ドル台後半で小動きとなるなか、買い優勢。午前中は、7528-7673元のレンジでの推移。午前は7653元、910ドルで引けており、前日の後場の引けに比べ17ドル高。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに据え置かれている。華東地区の現物は多くの市場で強含みの展開。港湾地区の在庫の減少から需要回復の兆候も示されている。一方、輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはPP HOMO YARN/INJECTIONグレードの一部が510ドル引き上げられている。中国市場で堅調な動きに、本日のアジアスポット市場は、小幅高となる可能性が大きい。


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