本日(7/29)のアジアPE市況は横ばい予想。
昨日7/28までのPE市況(アジア/中国国内/大連LLDPE先物)推移は
中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系がLDPE、LLDPEを引き下げ、HDPEを据え置いた。チャイナオイル系がLLDPE、HDPEを引き下げ、。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が各PEを据え置き、チャイナオイル系がLDPE、HDPEを引き下げ、LLDPEを引き上げている。華東地区の現物は一部の市場で取引水準が上がっている。また、輸入品や保税地区からの出荷に関するオファーはHDPEが引き下げられ、その他は据え置かれている。一方、大連LLDPE先物は、9月限がドル換算で前日比8ドル高、1月限が同8ドル高で引けた。国内の相場は堅調に推移するも、輸入品へ対する引き合いは低迷していることや、供給過剰感の台頭からの弱気なオファーが示され、アジアスポット市場はLDPE、HDPEが10ドル安、LLDPEが25ドル安。PEとナフサのスプレッドは、ナフサの小幅上昇を受け、LLDPEが415ドル、LDPEが551ドル、HDPEが510ドルとそれぞれ縮小。なお、前週のスプレッドの平均はLLDPEが463ドル、LDPEが584ドル、HDPEが547ドルとなっている。
7/28大連LLDPE先物
7月28日の大連商品取引所LLDPE先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比60元上昇、〔前日帳入値〕+100元 の
7,110 元となった。単純輸入ドル換算では 845ドル、前日比9ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+80 元
(-10ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は概ね横ばい。7100元の844ドル相当で引けた。午後の引けから1ドル安。
本日7/29前場の大連先物の値動き、
本日7/29の大連LLDPE先物9月限は7110元で始まった。ブレントが、43ドル台前半で小動きとなるなか、弱含みの展開。午前中は、7075-7175元のレンジで推移、7090元の842ドル相当で引けた。前日の引けより3ドル安。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が各PEを据え置き、チャイナオイル系がLLDPEを連日引き上げ、HDPE、LDPEを据え置いた。華東地区の現物は多くの市場で取引水準が上がっている。また、輸入品や保税地区からの出荷に関するオファーはLDPEの一部が引き下げられ、その他は据え置かれている。前日の輸入相場の軟化も、中国国内の現物相場は堅調に推移している、輸入品相場を動かすまでは力の不足であり、本日のアジアPEスポット市場は横ばいとなるだろう。
///お見せします石油化学記録簿の底力を/// BY 管理人
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