昨日までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は
中国国内の出荷価格が100-200元引き下げられている。低水準なメーカー在庫を背景に価格は高位で安定してきたが、原油安や供給増加の見込みを受け、弱気に傾倒。ただし、現物市場は、足元の自動車や家電向けの需要回復が見られ、インジェクショングレードの相場を支えている。また、玩具や日用雑貨の需要増にも期待感がある。比較的安定した買いにも支えられ、小幅に上げている。アジアスポット市況は強気のオファーを受け、5ドル高、PP HOMOとナフサのスプレッドは529ドルと前日から6ドル拡大。
6/11の大連PP先物
6月11日の大連商品取引所PP先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比43元下落、〔前日帳入値〕ー84元 の
7,326 元となった。単純輸入ドル換算では 862ドル、前日比4ドル下落。
9月限と1月限のスプレッドは、+288 元
(-34ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)では日中から小幅に水準を下げ、7277元、前日比6ドル安の856ドル相当で引けている。
本日6/12前場の大連先物の値動き、
本日6/12大連PP先物9月限は7288元で始まった。軟調な原油を受け、取引開始後には7190元、843ドル相当まで下落。その後、買い戻され、午前は7284元、854ドルで引けている。ブレントが37ドル付近まで軟化するなか、、中国国内ではメーカーの出荷価格が据え置かれている。現物相場はPP HOMOが50元下げている。
大連先物はまだ前日の終値より10ドル程度低い水準にあり、本日のアジアスポット市場は、小幅安となる可能性がある。
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