本日(6/10)のアジアPE市況は小幅高予想
昨日までのLLDPE市況(アジア/中国国内/大連LLDPE先物)推移は
中国国内はメーカーがPE出荷価格を据え置いたが、国内現物の華東市場は、HDPE、LLDPEが小幅安。LDPEは横ばい。大連LLDPE先物は堅調に推移し、国内市場はまちまちとなり、方向感に乏しい。
アジアスポット市況はHDPE、LDPE、LLDPEともに横ばい。HDPEフィルムグレードのオファーは一部切り上がっているが、その他PEのオファーは横ばい。足元のナフサ需給のタイト感の後退を受け、ナフサが軟化したことも影響している。
ナフサの足元の需給の引き締まり感はPEを勝っており、ナフサの上昇が先行し、縮小傾向にあったPEとナフサのスプレッドはナフサの下落による調整が入る格好となり、LLDPEが414ドル、LDPEが505ドル、HDPEが464ドルとそれぞれ拡大。
6/9大連LLDPE先物
6月9日の大連商品取引所LLDPE先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比50元上昇、〔前日帳入値〕+35元 の
6,660 元となった。単純輸入ドル換算では 779ドル、前日比8ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+30 元 (-4ドル)。
なお、夜間取引(22時~24時)では784ドル相当、前日比13ドル高で引けている。
大連先物の値動き、本日午前中まで
本日午前中、大連LLDPE先物9月限は6650元で始まった、堅調な原油を受け、6745元まで上げたが、その後は上げ幅を削る展開となり、12時で始値の水準まで戻している。め中国国内は華東地区でメーカーがPEの出荷価格を据え置いているが、その他の西北や華北地区では一部の品目に引き上げも見られる。国内現物市場も前日から上昇している地区も多く、本日アジアスポット市場は小幅高となる公算大。
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