2020年6月11日木曜日

本日(6/11)のアジアPP市況予想


本日(6/11)のアジアPP市況は横ばい予想

昨日までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は


中国国内の華東地区の出荷価格が安定。低水準なメーカー在庫を背景に価格は高位で安定しているが、定修明けのプラントの再稼働や安値の輸入品入着、さらには需要面ではプラス要因がなく、強気ムードは後退から売りに押されやすい状況。国内プロピレンは小幅に下落、PPパウダーは横ばいで推移するなか、大連先物は売り優勢となっている。現物相場はPP HOMO YARNは横ばい、PP HOMO INJECTIONPP COPOLYは小幅安。アジアスポット市況は横ばい、PP HOMOとナフサのスプレッドは523ドルと前日から6ドル縮小。


6/10の大連PP先物
 

610日の大連商品取引所PP先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比88元下落、〔前日帳入値〕ー3元 の 7,369 元となった。単純輸入ドル換算では 866ドル、前日比10ドル下落。
9月限と1月限のスプレッドは、+291 (-34ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)では小動きとなり、7334元、前日比10ドル安の862ドル相当で引けている。


大連先物の値動き、午前中12時まで


本日6/11午前中の大連PP先物9月限は7377元で小高く始まった。ドル換算で860868ドルのレンジ内での動きとなり、下げ止まり感が出ている。ブレントが40台後半で小動きなり、中国国内ではメーカーの出荷価格が据え置かれている。現物相場は方向感を欠くなか、大連先物は午後に上値を伸ばす可能性がある。本日のアジアスポット市場はその影響も限定され、870-880ドルと横ばいで推移するだろう。



///お見せします石油化学記録簿の底力を/// BY 管理人 

0 件のコメント:

コメントを投稿

ざわついて、「バイオPE 鬼ごっこ終了してます」

  バイオ PE の輸入のほとんどは2024年 4 月以降、秘匿扱いになっていること、5月末で見ーつけた。7 月のバイオPE輸入は少なくとも2710.95万トン。想定CIFJapan 2407-2466/mt。なお、 3 月まではバイオ PE のほとんどがバイオPEの HS コー...