本日(6/11)のアジアPP市況は横ばい予想
昨日までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は
中国国内の華東地区の出荷価格が安定。低水準なメーカー在庫を背景に価格は高位で安定しているが、定修明けのプラントの再稼働や安値の輸入品入着、さらには需要面ではプラス要因がなく、強気ムードは後退から売りに押されやすい状況。国内プロピレンは小幅に下落、PPパウダーは横ばいで推移するなか、大連先物は売り優勢となっている。現物相場はPP HOMO
YARNは横ばい、PP HOMO INJECTION、PP COPOLYは小幅安。アジアスポット市況は横ばい、PP HOMOとナフサのスプレッドは523ドルと前日から6ドル縮小。
6/10の大連PP先物
6月10日の大連商品取引所PP先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比88元下落、〔前日帳入値〕ー3元 の
7,369 元となった。単純輸入ドル換算では 866ドル、前日比10ドル下落。
9月限と1月限のスプレッドは、+291 元
(-34ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)では小動きとなり、7334元、前日比10ドル安の862ドル相当で引けている。
大連先物の値動き、午前中12時まで
本日6/11午前中の大連PP先物9月限は7377元で小高く始まった。ドル換算で860-868ドルのレンジ内での動きとなり、下げ止まり感が出ている。ブレントが40台後半で小動きなり、中国国内ではメーカーの出荷価格が据え置かれている。現物相場は方向感を欠くなか、大連先物は午後に上値を伸ばす可能性がある。本日のアジアスポット市場はその影響も限定され、870-880ドルと横ばいで推移するだろう。
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