2020年8月7日金曜日

本日(8/7)のアジアPP市況予想(13時更新)


本日(8/7)のアジアPP市況は横ばい予想。

昨日8/6までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は





















中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに据え置き。その他の地区では引き上げが目立っている。華東地区の現物はまちまち。大連先物相場はドル換算で9月限が前日比2ドル高、1月限が同4ドル高。一方、輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは、グレード限定して、5-10ドル程度引き下げている。中国国内相場の動きがまちまちであり、方向感を欠くも、輸入品の弱気のオファーを反映する格好。アジアスポット相場は5ドル安。PP HOMOとナフサのスプレッドは、523ドルと前日から5ドル縮小。なお、前週のスプレッドの平均は507ドル、前々週が513ドル。


8/6の大連PP先物
 





86日の大連商品取引所PP先物の主要取引となる9月限は、
終値は前日比23元下落、〔前日帳入値〕ー47元 の 7,727 元となった。単純輸入ドル換算では 925ドル、前日比1ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+267 (-32ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は、7723元で終えた。午後の引けと同水準の925ドル相当で終えた。 


本日8/7前場の大連先物の値動き、




















本日8/7の大連PP先物9月限は7729元で始まった。ブレントが45ドル台前半で小動き。午前中は、7663-7775元のレンジでの推移。午前は軟調に推移し、7703元、922ドルで終え、前日の後場の引けに比べ3ドル安。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに据え置き。華東地区の現物は多くの市場で軟化している。一方、輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは据え置き。中国国内相場の変動が小さいことから、本日のアジアスポット市場は横ばいとなるだろう。

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