2020年8月3日月曜日

本日(8/3)のアジアPE市況予想(13時更新)


本日(8/3)のアジアPE市況は横ばい予想。

先週7/31までのPE市況(アジア/中国国内/大連LLDPE先物)推移は




















7/31のアジアPE市況は休場。シンガポールがハリラヤハジの祝日となり、アジアの主要商品先物取引、石油製品や石油化学製品の先渡し取引が休場。華東地区の現物は横ばい。一方、大連LLDPE先物は、9月限がドル換算で前日比6ドル安、1月限が同8ドル安で引けた。


7/31大連LLDPE先物









731日の大連商品取引所LLDPE先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比60元下落、〔前日帳入値〕ー110元 の 6,985 元となった。単純輸入ドル換算では 831ドル、前日比6ドル下落。
9月限と1月限のスプレッドは、+50 (-6ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は小動き。6985元の831ドル相当で引けた。午後の引けから変わらず。


本日8/3前場の大連先物の値動き、




















本日8/3の大連LLDPE先物9月限は6980元で始まった。ブレントが、43ドル台前半で小動きとなるなか、急速に上げ幅を拡大。午前中は、6965-7115元のレンジで推移、7065元の839ドル相当で引けた。前日の引けより8ドル高。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が据え置き、チャイナオイル系がLLDPEを据え置いたが、HDPE一部を引き上げ、LDPE50150元引き上げている。華東地区の現物は多くの市場で取引水準が上がっている。本日の中国国内市場が一部で堅調な動きがうかがえるが、先物は先週後半の軟調な動きからの調整の戻りが入っただけであり、輸入品や保税地区からの出荷に関するオファーはHDPEが引き下げられている。足元の需給が目先緩和すとの見方から輸入相場を押し上げるまでには至らない。本日のアジアスポット市場は横ばいとなるだろう。


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